なぜ別れられない?モラハラの洗脳と恐怖
こんにちは。
うさ太郎です。
先日、モラハラの記事を公開しました。
相手がモラハラだと気づいたら、私はすぐに別れることを勧めます。
モラハラの特徴などもこちらの記事に記載してあります。
では、なぜ辛いのにモラハラ男と別れられない女性が多いのでしょうか?
モラハラへの恐怖
まずは、相手への恐怖心です。
“ またキレられるのではないか ”
“ 何かされるのではないか ”
恐怖を感じている時点で、既に上下関係は出来上がっています。
相手に意見するのは非常に勇気がいることです。
また、発言したところで言いくるめられてしまったり、暴言や罵倒などさらに恐怖で圧迫しようとするでしょう。
曖昧な覚悟ではこちらが泣かされて終わりです。
洗脳や依存状態に陥っている
モラハラ男は、相手の行動を制限し、また相手自身を否定することで心もまでも支配してしまいます。
恐怖で縛られ、制限された狭い世界で、いつしか相手中心の生活に変わってしまいます。
“ 間違っているのは自分だ ”
“ 私にはこの人しかいない ”
“ この人が全て ”
そんな思考に陥ってしまうのです。
自分の世界の中心は彼であり、“ 絶対的な存在 ”に変わるのです。
こうなると、周りの人たちの意見も彼女達には届きにくくなります。
同情してしまう
モラハラになる人は、子供の頃の家庭環境で何らかの問題があった人が多いです。
父親の母親に対する接し方、虐待や愛情不足などが原因と考えられます。
事情を知ると、相手を可哀想だという感情が生まれます。
歪んだ愛情表現や行き過ぎた行動も、
“ 私だけは理解してあげなければ ”
“ 私だけは受け止めてあげよう ”
そんな考えをもってしまうのです。
私が以前交際していた人も、親から虐待を受けて育った人でした。
私自身も家庭環境に問題があった為、相手と自分を重ねてしまう部分がありました。
「 この人も辛い思いをしてきたんだ」
「 私への異常な行動も仕方ないのかもしれない 」
そんな気持ちをもってしまいました。
しかし、どんな過去があったにせよ、相手を傷つけていい理由にはなりません。
なぜ、自分も辛い思いをしてきたはずなのに、他の人にも自分が同じ行動をしてしまうのでしょう。
同情したところで、そこにつけこまれるだけだということに気付くことが大切です。
別れるのが惜しい
別れずらい理由に、長く一緒に過ごせば過ごすほど、相手を手放すのを惜しく感じるというものがあります。
この気持ちはなかなか理解し難いかもしれません。
長い期間、辛いモラハラに耐えてきたのです。
もう少しでこの人が変わってくれるかもしれないのでは?
別れた後、この人がもし他の人と幸せになったら?
私達が耐え続けたあの苦しい日々は何だったのでしょう。
せっかくここまで耐えたのに
「 本当に別れてしまっていいのだろうか 」
と考えてしまうのです。
好きな気持ちがあるから
そもそも付き合ったのだから、相手のことが好きだという気持ちがあると思います。
恋愛の好きという感情は、なかなか自分でコントロールするのは難しいものです。
好きな人とは一緒にいたいし、離れたくないですよね。
しかし、よく考えてみて下さい。
貴方はその人といて楽しいですか?
辛い思いばかりしていませんか?
“ 今、貴方は本当にその人のことが好きですか? ”
もしかしたらそれは、“ 好きだと思い込もうとしているだけ”なのかもしれません。
モラハラ男と別れるのは簡単なことではない
私は以前から、モラハラ男とは別れた方がいいと主張してきました。
周りの人達も事情をきけば大抵の人は口を揃えて
「 早く別れたほうがいい 」
と言うことでしょう。
私も周りに何度もそう言われました。
しかし、なかなか実行にうつすことは出来ませんでした。
また、行動を起こしてみても相手に圧倒され、何度も失敗に終わりました。
当事者が別れを決断するのは勇気のいることです。
モラハラによる心の支配を解くのは容易なことではないのです。
当事者は目の前のことで精一杯で、自分の事を客観視できていないことが多いです。
周囲の人たちが後押しや手を差し伸べてあげることで、彼女たちを救うことができるかもしれません。
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