その不安、病気の可能性も?強迫性障害とは
こんにちは。
うさ太郎です。
誰にでも不安を感じることはあると思います。
しかし、限度を超えて不安を感じる場合は病気かもしれません。
みなさんは“ 強迫性障害 ”をご存知ですか?
強迫性障害とは?
強迫性障害とは、“ 不安障害 ”の1つです。
強迫性障害は、自分でも無意味なことと分かっていながらも、1つのことが頭から離れず、同じ行動を繰り返してしまう病気です。
強迫性障害には「 強迫観念 」と「 脅迫行為 」の2つの症状があります。
「 強迫観念 」とは、悪いイメージや考えが浮かび、頭から振り払うことができず、極度の不安を感じる症状です。
「 強迫行為 」とは、強迫観念により感じた不安を打ち消す為に行う行動のことです。
強迫性障害の例
☆ 戸締りやガスの元栓の閉め忘れなどを何度も確認してしまう
☆ 物の配置などがひどく気になる
☆ 誰かを傷つけていないか、傷つけるのではないかと不安になる
☆ 何かを汚れていると感じ、長時間手を洗ったり、繰り返す
☆ 物事を行う際に順序があり、毎回その順番通り行わないと気が済まない
振り払うことの出来ない不安や、強迫観念による行動で、物事を行うのに人より倍の時間がかかるなど
日常生活にも支障を及ぼします。
自覚があるのにやめられない。
うさ太郎も強迫性障害です。
(今はだいぶ症状はよくなりました。)
私は、物を片付ける際に位置をひどく気にしてしまうことがあります。
引き出しの中に1度片付けたにも関わらず、後から気になってしまい何度も中を確認したり
「大丈夫。大丈夫。大丈夫。」
と、頭の中で何度も自分に言い聞かせないと気が済まないのです。
また、それは実際に口に出してしまうこともあります。
他にも、同じことを繰り返し確認してしまうという症状があります。
私の場合は、自分での確認はもちろんのこと、人にも何度も確認をしてしまいます。
「これで大丈夫かな?」
「大丈夫だと思う?」
「本当に大丈夫だと思う?」
しつこいですよね。
自分でも分かっているんです。
強迫性障害の人の多くは、それが過剰であるという自覚があります。
しかし、理解していてもやめることができません。
だからこそ苦しいのです。
その不安、病気かも?
何事も確認するのは大事なことです。
しかし、自分でも
「 やりすぎかも…? 」
と感じたり、日常生活にも影響がある場合は、病気の可能性もあります。
1人で抱え込まず、1度医療機関を受診してみてはいかがでしょうか?